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障害全般1 障害全般2 療育関係 当事者本 教育・心理 脳・その他 |
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障害全般1(全てASD)
書名 | イメージ | 略記 |
日本臨床 月刊(2007) アスペルガー症候群 (2007) |
・特に新しい見解はみられないが、これまでと全く違ったのは <ウィング>のアスペルガーと<アスペルガー>のアスペルガーの差異について認め言及し始めている点にある。。 ・アスペルガーの論文から読み取れるある種の<精神病質>についてウイングが抹消してしまった功罪について・・・ 臨床所見とあわせて、認めるのか認めないのか、医療的な取り扱いについてはどうするべきであるのか =かなり危険でこれまでそこに関わる部分について言及する人は数人しか見かけていない について専門家同士では語られ始めたのだろうかと感じる。 つまりは、そういう部分を含めてのアスペルガー症候群のフォローが今後できる可能性がもしかしたら芽生え始めたかもしれないという気持ちを抱かせる。 |
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アスペルガー症候群と非言語性学習障害 (2004) |
・非言語性学習障害をよく理解できなかったために購入。 ・訳者側と著者とでの解釈の違いもあることが微妙に影響を与えているのか、少々わかりにくいところや異論を持つ箇所があった。 ・著者が望ましいと考える<親としての姿勢>が随所に明瞭に書かれており、手厳しい考え方だと感じる読者もいると想像する。 ・著者は支援に依存するのではなく、支援のもとで障害者自身も自分の人生を生きる姿勢や努力の重要性を伝えているように感じる。 ・著者の子育て(親・専門家育て)の部分に対する姿勢は非常に共感をおぼえて読んだ。 |
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アスペルガー症候群と感覚過敏性への対処法 (2004) |
・アスペルガー症候群の感覚過敏への対処がほとんど。 ・感覚処理のアセスメント、チェックリスト、質問項目が多い。 ・表やイラストが多く、見易い。 ・第4章に26ページにわたって日常生活行動にみられる特徴的事例とアセスメント、対処が書かれてあり、該当する項目にはすぐ使える。 ・アスペルガー症候群についての<プラスα>的書籍に感じる。 |
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高機能広汎性発達障害 (1999) |
・複数の専門家だけでなく高機能自閉症者の声、当事者の親の声も載せられており、視点が多角的で、専門的な部分も多いと感じた。 ・個人のライフサイクルという長いスパンを考慮しながらの発達援助という部分に特徴を感じる。 |
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高機能自閉症 アスペルガー症候群入門 (2002) |
・どちらかというと薄く、安い部類の書籍だが内容は豊富。 ・高機能自閉症とアスペルガー症候群に関して基礎的知識から日常生活における示唆まで網羅され、しかも読み易い。 ・高機能関係の入門にはこれ一冊でおそらく十分かと…。 |
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子どもの不器用さ (1999) |
・不器用さが与える、子どもの自己認知やその他の心理的な部分への影響についての記述やそうした子どもたちへの指導について載せられてるが常識範囲内でもわかる抽象的表現のものが多い。 ・参考になったのはADHD、HF−PDD、とも9歳前後に神経学的ソフトサインが50%の陰性率を示すという一文。(加齢につれ不器用さは目立たなってくる。) |
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自閉症スペクトル (1998) |
・イギリスでの初版が1970と古めだが改訂もされ時代遅れではない。 ・ひと昔前はみんなこれを頼りにしただろうなと感じる本。 ・自閉症スペクトラム全体を把握し、生活などをどう工夫するかという点でのガイドブック的な書籍。 ・基本的な知識を得るのによい本。 |
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自閉症 成人期に向けての準備 (2000) |
・将来を見つめつつ、今を考えるのによい本。(高機能群が主な対象) ・自閉症では日本より数段進んでいるはずのイギリスでさえ、自立、普通学級における成長は難しいのだから、よほど気を引き締めなくては…という感想を持った。 ・自閉症の3つ組みと学校、職場での課題、精神医学面、違法行為、性をめぐる問題などが取り上げられている。 |
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自閉症と行動障害 (2001) |
・「行動障害は、いまだ社会的行動とはみなすことのできないほど未分化な行動上の問題を指すことが多く」とあり最重度〜中等度の精神発達遅滞の事例が紹介されている。 ・高機能のケースでも幼少期にはパニック、自傷他害が見られることもあり、行動障害へのアプローチは参考になる部分が散見される。 (ただし、関係障害臨床の立場からのアプローチ) |
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自閉症の関係障害臨床 (2000) |
・人に本来的にあると思われる<接近への欲求>に焦点を当てて、自閉症児にある独特の感覚処理様式によって接近ー回避欲求(近づきたいが離れたい)があると考え、母子の<間>の関係構築と試みとそこを基盤とした成長の存在が感じられそうな事例が載せられている。 ・孤立群に属するASD者にとっては懐疑的に受け取られるのは必至だと想像するが個人的には非常に興味あるアプローチの一つ。 →続く |
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自閉症の 教育プログラム (1985) |
・<TEACCH>の「教育プログラム」の入門書。 ・CARS(小児自閉症評定尺度)、PEPの紹介が参考になる。 ・教育プログラムの解説では挿絵や写真が入っていてわかり易い。 ・ノースキャロライナでの話しなのでそのまま使用は不可だが、子どものプログラムを作る際に重視する点や子どもを把握する時の注意点など参考になるところが多い。 |