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ハイパーレクシアとは

 これはAmerican Hyperlexia Association (AHA)のホームぺージのコンテンツ、「What Is Hyperlexia?」から抜粋したものです。翻訳はマコロンが行っています。翻訳ミスや理解しにくい表現などについてはメールにてアドバイスいただけると幸いです。
 
注)AHAは医学的な専門サイトではありません。また、マコロンはAHAの発信する情報の全てについて肯定する立場の者でもありません。従って、このコンテンツを読まれた方がご自分の責任において取捨選択し、有効にご活用されることをお願いいたします。

☆ハイパーレクシアとは何か
 ハイパーレクシアの子の特徴として・・・





文字や数字へ非常に強く興味を示したり、一般的に予想される暦年齢よりもよほど早くから文字を読む特異的な能力が現れたりする。
日常生活における言葉を理解するのが非常に難しい。
ソーシャルスキルの異常、ソーシャルスキルが一般の子のようには身についていかず、周囲の人たちと適切な社会的つながりを持つのが難しい。

 これらに加えて 
  
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意味を理解しないままに、文ごとおぼえて真似をする(エコラリア)、人称の逆転をおこすなど独特の方法で言語表現をおぼえる。
会話の口火をきるのは滅多にない。
ルチーンを守ることに非常に強く固執し、変化が苦手であり、儀式的な行動を取る。
聴覚、嗅覚、触覚の過敏。
自己刺激行動。
特定のことについて、異常な恐怖を示す。
18〜24ヶ月まで正常な発達をした後で退行を起こす。
視覚的記憶がしっかりしている。
「何」、「どこで」、「誰」、「なぜ」のようなwh-で始まる質問に答えることが難しい。
具体的で字義通りの解釈をし、抽象的な概念を用いて考えるのが難しい。
部分的にしか聞いていず、耳が不自由にみえることがある。

という特徴を示す子もいる。 
☆ハイパーレクシアは行動障害、言葉の障害、情緒障害、注意欠陥障害、聴覚異常、秀でているところがあったり、その逆に精神遅滞もあったりなど、自閉症とよく似た特徴を持つ。
☆ハイパーレクシアの子の将来は言語表現と理解に関して会得した力に左右される。
 言葉や会話についての集中治療(intensive speech and language therapy)や早期介入プログラムは非常に有益である。
 より適切なソーシャルスキルを持った子たちと接する機会はハイパーレクシアの子に重要な、適切なソーシャルスキルを身につけるのに有効である。
  

   

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